2025.09.10|会長ブログ,日々のこと

お盆の休みに不思議な孤独を…🙍🏻…

 

今年の夏休みは8月13日から17日までの5日間でした。

次女家族は9日に来て12日には神奈川の川崎市に帰りましたから、お盆の期間は同居している長女の家族と私の5人での生活となりました。

 

毎年13日のお盆には、長男作之助の家族と一緒に午前中墓参りに行き、さらに私の女房のお墓が糠野目にあため、二ヵ所のお墓にお参りをします。

それからこれも毎年決まって、私の自宅の近くにある食堂、可祝屋で総勢8名で銘々好きなラーメンを食べるのが恒例となってしまいました。

 

13日の昼食時は、多分、米沢のどこのラーメン屋さんもかきいれどきではないでしょうか。

今年も40分以上は、お店の外で待たされて、やっとの思いでラーメンを食べてきました。待たされることと、腹が減っていることで、うまいというよりガツガツと食べて、常日頃はつゆは残すように心掛けていたものが、ほとんど飲みつくしてしまいました。

 

翌日からの盆休みの4日間は、娘たち家族は毎日予定があるようでほとんど家にはおらず、いてもそれぞれが宿題をやったり、何かと用事があるようなので私とは別行動になります。

自宅にいても別にやることがないので、朝の40分のストレッチと30分のウォーキングのが終われば、会社のそばにある私の仕事場に行きます。

 

その仕事場は、私の父と母の家で両親亡きあと、リフォームをしてリフォームの展示場にしていましたが、そのあとは私の仕事場として使っています。

また、その仕事場には本多家の仏壇がありますから、お盆ともなれば、ポツンポツンと線香をあげに来られる人もいますし、女房が亡くなって三年目でもありますから、お寺様からお経をあげに来られたりしますので、お盆期間中はここにいることが私の役目なのかもしれません。

 

13日の墓参りを除く4日間は毎日仕事場へ通いました。来客も後半はほとんどありませんから、部屋に一人でポツンとしていると、奇妙な孤独を感じました。

こんな時間は常平生は時々ありますが、それは日常が普通に動いている時で、誰もがいつものように仕事をしている時間帯でもありますから、何とも思いませんが、世の中がほぼ一斉に休みであることは、誰からも電話やメールなど来ませんし、こちらから連絡をする用事もありません。

そしてなんとなく表がいつもより静かで、下界から遮断されたような、つながりを求めても誰もいないような不思議な孤独を味わいました。

 

歳をとるという事と老人になるという事、もう一つ上の後期高齢者、75歳を過ぎてしまうと、こういう気持ちになるのかもしれません。

この現象は昨年あたりから少しずつ起こってきて、今年は特に感じました。

孫たちも来年からは、作之助の長男陸之助は高校生となり、同居している2人の孫たちは上は中学生、下は小学6年生になりますから、彼らも次第に私から離れて行くことになります。今から孫離れの訓練もしなければなりませんね。

 

今年のお盆休み中、私を訪れた不思議な孤独をちょっと楽しみながら、ちょっと寂しくなりながら、まだまだ衰えぬ好奇心を抱え、小さな旅にでも出掛けてみましょうかね。

 

ペン
この記事を書いたのは私です。
本多和彦会長