2025.12.10|会長ブログ,日々のこと

歳をとってわかる演歌の歌詞!🎤👘

 

こんにちは!本多建設の本多和彦です。

 

12月に入ったかと思ったらすぐに10日ほど過ぎ、今年も残ることあと21日となり、またひとつ年を重ねることになります。

もう何年も前から31日の大晦日のNHKの紅白歌合戦を見なくなりました。多分10年以上にはなるでしょうか。出場者の歌手の顔と名前が分からなくなって、見ていても面白くなくなりました。つまり、それが年齢的に当たり前で、77歳にもなって大晦日の紅白歌合戦をワクワクして待っているなんて年寄りはいるもんでしょうかね。

 

私は若いころから芸能関係の番組は好きで、年齢の割には詳しい方だと自負していましたが、最近では全くだめで、NHKの大河ドラマの若手の俳優なんかはほとんど分かりません。俳優の名前が覚えられず、覚えても顔と名前が一致しないこともたびたびで、情けなくなります。

 

ただし、昔のことはしっかりと覚えていますから、50過ぎの演歌歌手とか昔は端役ばかりの俳優が今では存在感のある脇役になってテレビ、映画で活躍しているのを見ていると内容はどうあれ、その役者に不思議と親近感を抱いて懐かしく見ることができるんです。

 

つまり、何十年も前から見ていると、当然顔も名前も知っていますから、旧知の友のような錯覚になってしまうんでしょうね。芸人の世界は我々とは異質な世界だと一線を引いてきたのが、年を重ねるごとにその一線がぼやけて、「俺も年を取ったけど、おまえもこの厳しい芸能界で生き残ってその歳でがんばってるなあ~、まだまだやれるぞ、俺も応援するから頑張れよ!」なんて一声かけたくなります。

 

そして、演歌はことのほか思いが募ります。私たち団塊の世代は年を経るごとに演歌の世界にのめり込みますが、団塊Jr.の彼らが私たちの年代になった時は、どんな音楽(今では楽曲というのかな)が彼らの胸の内を通り過ぎるのでしょう。さらに、我々の孫たちに至っては一体どんな音楽があるんでしょうね。

 

歳をとると、昔の演歌に帰っていきます。今まであまり気にもせずに口ずさんでいた演歌の歌詞が、実に気持ちよく聞こえてきます。大げさに言えばこれぞ美しい日本の言葉だと確信します。

芸能を楽しむことは、虚構の世界に身を置いて、その世界を一時的に信じることで大きな夢を見ることができます。

来年はもっと大きな楽しい夢を見るために、コスパやタイパよりももっと大事な、無駄という事を念頭に芸能への思いを深くして行動したいもんですね。

 

ペン
この記事を書いたのは私です。
本多和彦会長