2020.01.11|会長ブログ

72歳!気持ちは青春、行動は老練に!

 

新年あけましておめでとうございます。

本多建設の本多和彦です。

 

年改まり今年の干支はネズミで、私の年でもあります。

来月の二月で満72歳、本当に月日の経つのが早いものです。

60代も後半ごろから、毎日を規則正しく過ごすことが、

心身ともに楽になってきました。

若いころはその規則正しさに飽きてしまい、

一日たりとも同じことの繰り返しが耐えられず、

その日その日の変化に人生の充実感を味わっていました。

会合があり、他県への出張があり、

お客様との打ち合わせなどがひっきりなしに続いたり、と時間刻みのスケジュールをこなしては、

忙しい自分にある意味では酔っていました。

 

仕事を譲ってからは、時間に追われることもなく、

一日のルーテインを自分で決めないと、いつの間にかその日が終わってしまい、

何もしないでの時の流れに怖さを感じることもあります。

 

そこで自分なりの予定を立ててそれをやっていくと、

ほとんど毎日が同じ行動の繰り返しとなり、若いころには考えられなかったほど

よい退屈さと安堵感がやってきました。

逆に、たまに出張でホテル泊りなどすれば、枕が変わると寝つきが悪く、

どうも熟睡感が得られず、自宅に帰ってほっとするのが常態となりました。

 

ゴルフにしても、朝の早起きを考えると、前の晩は眠りが浅く、

寝坊しては大変と夜中に何度も目覚めて、

たいがい目覚まし時計が鳴る前に起きてしまいます。

 

歳を取るということは、つまり、こういうことなんだと、

最近になってやっとわかってきました。

時間と場所の変化に対する適応力が鈍くなってくるんですね。

毎日、同じことの繰り返しを続けることが、身体が楽になるんです。

 

変化に対応できるのが若さなら、偉大なるマンネリをいかに楽しく、

充実して過ごせるかが、72歳に与えられたテーマかもしれません。

今年も気持ちは青春で、行動は老練に、これから先も何かにに酔っていたいですなー!

 

2020.01.10

ペン
この記事を書いたのは私です。
本多和彦会長