2022.06.08|会長ブログ,日々のこと

いよいよ旅の始まりーまずは新幹線に乗って…

 

こんにちは! 本多建設の本多和彦です。

 

ようやく日本中が、

コロナの呪縛から逃れようとする時期になってきたようですね。

国内の移動も仕事上では普通に出張ができるようになってきていますね。

もう少しすると、

いやもうすでにかもしれませんが、

国内旅行も補助金の後押しもあり、

いよいよ活発になってきています。

みんな満を持しての旅行でしょうから、

鬱窟とした状態からの解放は、

これから夏に向かってお祭り騒ぎのようになるかもしれませんね。

なんとなくうきうきしてきます。

 

この2年とちょっとの期間、

私は一度も新幹線はおろか在来線にも乗らず、

車での最大移動は北は宮城県の松島、

南は福島の白河あたりが関の山でしたが、

そろそろ新幹線に乗って東京へでも出かけようと思っています。

 

蟄居の間、旅することに憧れて、

旅に関するエッセイなどを読んでいるうちに、

印象に残った文章を大学ノートに書き留めてあります。

それを読み返してみると、

自分の旅の志向もしくわ嗜好というのがもっとわかるようになりました。

そんな旅をしていきたいもんですんね。

 

4/3、日経新聞、文化コラム蘭より

「ただそれだけで」沢木耕太郎

せっかく旅に出て、グルメサイトのランキングに従って食事処を決めるというのはもったいなさすぎる。

知らない街を歩き回り、自分の直観や経験を総動員して、一軒の店を発見する。

そうした旅は失敗もするが、一方で思いもよらぬ成功に出会うこともある。

旅においても、ネットで調べて行動を起こすというのは、失敗することを過剰に恐れる今の若者の傾向に見合っているように思える。

私がもったいないと思うのは、失敗が許されるうちに失敗をする経験を逃してしまうことなのだ。

人は失敗することで、大切なことを学ぶことが出来る。

失敗に慣れておくと、失敗した後にどう気持ちを立て直すかの術も体得できたりもする。

可能な限りネットに頼らず、自分の五感を研ぎ澄ませ、次の行動を選択する。

ただそれだけで、小さな旅もスリリングなものになり、結果として豊かで、深いものになるはずだ。

 

「ラオスにいったい何があるというんですか?」村上春樹著

~旅先で何もかもがうまくいったら、それは旅行じゃない。~

 

そこに何があるか前もってわかっていたら、

誰もわざわざ手間暇かけて旅行になんて出ません。

何度か行った場所だって行くたびに

「へぇー、こんなものがあったんだ!」という驚きが必ずあります。

それが旅行というものです。

 

あー、早く旅に行きたくなりました。

さて、次の旅はどこにしよう!

 

ペン
この記事を書いたのは私です。
本多和彦会長